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3次元ボディー計測
3次元ボディー計測
事故によって生じたわずかな車体の歪みをすべて目視で確認することは不可能に近いことです。しかし、フレームにわずかでもダメージが残っていると四輪アライメントが正常な状態でも直進性が改善されていなかったり、旋回時のフィーリングが左右で異なるなどの問題が残ったままになる場合があります。
現在の自動車ボディーはシャーシとボディーが一体となっているモノコック構造のため、衝撃を受けた箇所だけでなく、広範囲にその影響が及ぶことがあります。また、衝撃を吸収するクラッシャブル構造が採用され、キャビンは高強度で守られますが、その他の部分は衝撃をボディーやフレームに分散する骨格構造となっており、軽度な衝撃でも意外なところに影響がでたりすることがあります。
目視では判断しにくいフレームの寸法を高精度で計測する方法として、3次元フレーム計測器を用いたコンピューター診断法があります。ヨーロッパなどでは、安全確保の観点から事故車両の修理後の検査制度を導入している国もありますが、日本ではこのような検査制度が未だ導入されていないため、残念ながら3次元ボディー計測という概念が根付いていませんが、先端設備を有する板金塗装工場の中には3次元フレーム計測器を導入し、精密な車体の修復を可能にしている工場もあります。
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