フォード マスタング 板金塗装修理事例
フロントから見ると若干可愛くも見えるノーマルのマスタング。 ココから一気に攻撃的な風貌のGT 500 ELEANORへと変身させて行きます。 内容は、フルエアロの取り付け。 ウィンカーミラーへの交換。 フロントサイドウィンカー&リアディーラーウィンカーのスムージング。 フロントフォグ追加。 ホイール交換&ローダウン。 最後にディカールで決めます。 今回は外装のエレノアKITの取り付けです。
■修理方針
フロントから見ても、リアから見てもボリューム感に欠けるオリジナルのバンパー。フロントはASSY交換。リアはハーフ&スポイラーのKITの為、リアのディーラーウィンカーがイメージと違うので後ほど加工します。 まずは、ノーマルの状態からエアロキットの付いた仕上がり状態をイメージしつつ、一つ一つのパーツを慎重に位置決めをし、仮合わせをしていきます。
■修理方法・内容
フロントフェンダーのマーカーランプの穴埋めスムージング作業に入ります。今回は、溶接ではなっしブルで、フェンダーと同じ厚さの「鉄板」をマーカーランプの穴と同じ形に切り抜き、裏にもう一枚鉄板を当てて、パネルボンドにて接着します。パネルボンドの完全硬化の後に、パテで仕上げます。反対側も同じく仕上げます。
リアバンパーも同様に、同じ厚み同じ材質の「樹脂」をランプの穴どおりに切り抜き、同様に仕上げていきます。
塗装の下準備で、まずはプライマーサフェーサーから。そして段階を経て、塗装をして行きます。細かいパーツも含めスムージングをした、リアバンパーなどその他、エアロパーツ計20点をボディーと同色に塗装します。
マスタングのドアハーネスは、ボディー側でコネクターになっている為、ゴムの「じゃばら」の中をそのまま配線を引く事が出来無いので一度コネクターをバラして空きスペースに純正同様の金属ターミナルで追加接続します。
磨き作業も終わり、組み付け作業もひと段落したので、そろそろデカールを貼り付けます。 まず車の中心であるセンターを出します。 今回はこのセンターを中心に1インチの幅にこだわってデカールを貼って行きます。 凸凹の激しい面にデカールをバランスよく、ゴミやエアーが入らない様に慎重且つ大胆に貼って行きます。
■具体的修理工程
フォグ穴の加工は取り付け位置のバランスや走行中の振動で路面の照らされている所がプルプルしない様にしっかりと取り付ける為と、光軸調整がし易いように。実用性も考えて。
最後はローダウン&ホイールのインチアップです。
リアも同様。ローダウンすると構造上ホーシングが左に寄ってしまうので、調整が出来るラテラルロッドに交換してセンターを出します。
修理金額 400,000円
自費で修理